カテゴリー別アーカイブ: blog

Twitterの「#ブログ初心者」は闇が深い

blog

Twitterのハッシュタグ「#ブログ初心者」をご覧になったことはあるでしょうか。 文字どおりブログ初心者がたくさんツイートしていますが、 そこに狙いをつけた詐欺師もたくさんいます。 かくいう私も同ハッシュタグをつけて初心者向けメッセージを流しているので、 似たようなものかもしれないですけど。 完全初心者を装って「ブログ始めました!教えてください!」とツイートすると、 あちこちからDMが飛んできます。 メルマガやLINEに誘導してきたり、 一度電話でお話しませんか、近くならお会いしませんか、みたいな。 行きつく先はご想像どおりです。 マルチ商法(ネットワークビジネス)の手法そのままですね。 なかには、初心者を演じている玄人みたいなのもいます。 たぶん、フォロワーがある程度ついてきたら 「メルマガ始めました!」と誘導する目的でしょう。 自分も同じ素人だと親近感を抱かせるあたり、いやらしいですわ… 素人を演じると、いいねがけっこうつくんですよ。 アカウント開設直後にも関わらず、300ぐらいついたりします。 毎日ハッシュタグを追いかけて、適当にいいねしていきましょう、 というノウハウがあるのだと思います。 応援したいとか、投稿に共感したとかではなく、 自分のフォロワーを増やす目的のいいねです。 「トラブルが起きたんですけど、解決方法教えてください!」 というツイートにいいねだけしてる人もいます。 総じて、自分のことしか考えていないアカウントがたくさんあるわけです。 ・商品を売りたい ・メルマガに登録させたい ・アクセス数を増やしたい ・フォロワー数を増やしたい そういう人にかぎって「ギブが大切です(キラリ)」みたいな 意識高い系ツイートしてるんですけどね。 宣伝目的でTwitterを利用するのが悪いわけではありません。 企業だって、自社の商品を認知してもらい、 ブランド力を高めるためにSNSを利用しています。 でも、SNSは交流の場です。 そこをはき違えてはダメですよ。 利用目的や使い方は自由ですが、 自分のことばかり考えていると失敗します。 どうせやるなら、他のユーザーと交流しましょう。 必要としていない・ほしいとも思っていない人に売る場ではありません。 あと、Twitterからのアクセス数に頼っていると、 Google AdSenseに悪影響となることが多いです。 審査通過直後に広告配信停止されるケースがけっこうあって、 原因を探るとたいていはTwitter流入が影響しています。 特定のフォロワーしかブログを見ていないとか、 悪意がなく応援クリックしてくれてたとか。 もしAdSenseの収益を伸ばしたいなら、 SNSより検索流入増に力を入れましょう。 最後に、Twitterをやるべきか迷っている方へ。 やれることは何でもやってください。 迷う時間があるなら、今すぐアカウントを作って 何個かツイートすべきです。 時間をムダにしたくない。効果のあることしかやりたくない。 という気持ちはわかります。 でも、やってみないとわからないことのほうが多いですから… それでは、また。続きを読む

1記事1キーワードの時代は終わり

blog

「1記事1キーワード」というのはSEOでは長らく常識となっていましたが、 それはもう過去の話です。 半分間違いで半分正解、といったところでしょうか。 「1記事1コンセプト」と考えるのがよいと思います。 たとえば、ひとつの記事で「今日食べたご飯」と「モバイルバッテリー」の話を書く。 これで検索上位に入ることはできません。 「1記事1キーワード」にも「1記事1コンセプト」にもなっていないからです。 (リピーターが定期的に訪れる有名人ブログなら別ですが・・・) もしモバイルバッテリーの紹介をしたいなら、 今日食べたご飯の話は不要です。 そんな情報を検索ユーザーは求めてないですからね。 逆の立場で考えてみてください。 「おすすめのモバイルバッテリーが知りたいな(ほしいな)」と思って検索して、 上位ページをクリックしたらどこのだれかも知らない人が食べたご飯の話が書いてある。 とりあえず、ずーっとスクロールしていくと ようやくモバイルバッテリーの話が出てくる。 この状態だと、ご飯の話はノイズでしかないわけです。 ノイズが混じっている記事をGoogleが上位表示させることはないでしょう。 モバイルバッテリーについて詳細に書かれた記事はほかにもたくさんあるので、 そちらを上位表示させたほうが検索ユーザーのためになります。 では、以下の2記事を書くのはどうでしょうか。 ・おすすめのモバイルバッテリー10選 ・モバイルバッテリー人気ランキングBEST10 前者は「モバイルバッテリー おすすめ」 後者は「モバイルバッテリー ランキング」 キーワードが違うので問題なさそうに見えるかもしれませんが、 たぶん内容はほぼ同じになりますよね。 ランキング形式になっているかどうかの違いだけです。 しかし、どちらの記事も「複数の商品からおすすめなものを買いたい」という 検索ユーザーの意図を満たすものではないでしょうか。 10個の商品が並んでいて、 用途別に「おすすめはコレ!」と紹介されている形なら、 わざわざ記事を分ける必要はありません。 むしろ、似たような記事が2つあることで、 検索ユーザーはどちらを見ればよいかわからないと思います。 Googleも、どちらの記事を上位に出せばよいか迷うはずです。 「モバイルバッテリー おすすめ」も「モバイルバッテリー ランキング」も 検索上位ページはほぼ同じですし。 「1記事1キーワード」でいくなら記事を分けることになりますが、 「1記事1コンセプト」なら記事は1つとなります。 1記事で「おすすめ」でも「ランキング」でも上位を狙う、ということですね。 Googleの言語処理能力は着実に進歩しており、 キーワードの違いではなく、その背後にある検索意図の違いを見抜けるようになってきています。 https://www.google.com/intl/ja/search/howsearchworks/how-search-works/ranking-results/ まだまだ完璧ではないものの、AIの学習スピードはおそろしく速いですから、 すぐに人間に近い処理をしてくれるようになると思います。 Googleが進化しているなら、 それに合わせて情報提供する我々もアップデートしなければなりません。 最新の「正しいキーワード攻略法」は 「ブログのアクセス数が 全然増えません」 多くの人にブログを読んでもらうために。ブログを収益化するために。 そこで重要になってくるのは、検索サイトからの安定したアクセス数です。 そして、検索流入を伸ばすのに最も重要なのは「キーワード」です。 キーワード選定方法・活用方法は、それこそ検索すればいくらでも出てくるのですが、残念ながらそれを正しく理解して取り入れている方はほとんどいません。 なぜなら、選定方法を教えている人がそもそも間違った認識をしていたり、ネットで検索して出てきた古い情報を焼き直してノウハウを仕上げているからです。 そんな古くていい加減な情報を吸収しても、結果につながらないのは当たり前でしょう。 「キーワードは入れています」 キーワードをきちんと意識して記事を書いているのに… という方もいらっしゃいますが、実際に記事を拝見するとこんな状況です。 ただタイトルにキーワードを入れているだけ meta description にキーワードを入れているだけ 見出しにキーワードを入れているだけ 本文にキーワードを散りばめているだけ 問題なさそうに見えますけど、これの一体どこが悪いのでしょうか。 答えは明白です。 キーワードを意識した文章のようなものを書いているだけだから。 たとえ一時的に検索上位に入れたとしても、度重なるアップデートで確実に検索順位を落とされていくのは間違いありません。 「検索上位サイトを参考にしています」 最近、どのノウハウでも共通しているのは「検索上位になっているページを参考にする」という手法です。 実際に上位に入っているページですから、参考にすべき点はたくさんあるでしょう。 でも、「参考にする」という言葉の意味をはき違え、単純に構成をマネしたり、キーワードをかぶせているだけで終わっている方も少なくありません。 下手すると、ちょっと言い回しを変えただけのリライト(=劣化コピー)だけで済ませようとしています。 昔と違い、複数の要素をもとに評価されているので、ただマネするだけで検索上位に入るのは不可能です。そんな単純なことで検索上位に入れるなら、毎分のように検索順位は激しく変動するでしょう。 あなたが一生懸命書いた記事も、だれかにパクられてあっという間に圏外に追い出されてしまうと思いませんか? 結局、どうすればよいのか ほかにも、軸となるキーワードの見つけ方に苦労していたり、キーワードと密接に関連する検索意図について理解していなかったり、という問題が出てくると思います。 まとめてみましょう。 古い情報や間違った情報を吸収している ただキーワードを詰め込んだだけの記事を書いている そもそもキーワードを狙うという意味を理解していない 検索上位ページの劣化コピーになっている 軸となるキーワード(シードキーワード)を見つけられない 検索意図と聞いてもいまいちピンとこない クエリタイプを無視している これらの問題点をすべてクリアし、正しい知識を吸収し、キーワード攻略法をマスターするとどうなるでしょうか? あなたのブログのアクセス数はこのように増大します。 Google AdSense などで少しでも収益が出ているなら、アクセス数に比例して収益も伸びます。 単価の高い広告を扱っているなら、数十倍になるかもしれません。 繰り返しになりますが、そのために必要なのは「正しいキーワード攻略法」です。 運営半年のメディアで… 特化ブログ運営:M 様 キーワードの調査方法と記事への落とし込み方を徹底的に教えてもらった結果、運営半年のブログは着実に数字を伸ばしています。 月間検索ボリュームが 10,000 近いと新規サイトでは検索上位に入れないと思っていましたが、複数の KW で 1 ページ目に入れるようにもなりました。 正直、キーワードがここまで重要だとは思っておらず、知らなければ今頃どうなっていたかと思うと恐ろしいです・・・ 2021 年 7 月に立ち上げたブログのデータ(Ahrefs) そもそもキーワードとは何なのか キーワードツールに関する誤解 おすすめのキーワードツールと正しい使い方 シードキーワードの見つけ方 キーワードの見つけ方(アフィリエイト用) キーワードの見つけ方(Google AdSense 用) ロングテール攻略 穴場を探し出す方法 検索ボリュームと難易度 記事化するかどうかの判定方法 キーワードをもとに記事を作成する方法 クエリタイプ別の攻略法 単に検索上位に入るためのキーワード選定ではなく、収益につなげる方法や競争率の低い穴場を探す方法まで徹底的に解説しています。 「ラッコキーワードで関連キーワードを拾い、キーワードプランナーで検索ボリュームを調査し、勝てそうなキーワードで記事を書く」という単純なものではありません。 さらに数段階レベルを上げた内容となっており、初心者から中級者を対象とした永久保存版となっております。 ※ すでにキーワードに関して正しく理解し、ブログ運営になんの悩みもない上級者には不要です 各ツールの使い方から記事執筆まで動画で詳細に解説していますので、最初は見本と同じ流れで作業を進めてください。 内容を把握し理解したあと、オリジナルの手法もからめていただければと思います。 続きを読む

タイトルにキーワードを入れても検索上位に入れない理由

blog

検索流入を伸ばすカギは「キーワード」にあります。 ここで壁となるのは、以下の2つです。 #1 そのキーワードをどうやって見つけるか #2 そのキーワードをどうやって使うか キーワードの見つけ方は様々で、 いろいろ勉強されてきたと思います。 ・キーワードツールを使う ・Yahoo! 知恵袋などで探る ・Search Consoleから洗い出す ・テレビ番組表から予測する ・雑誌や広告から推測する Google検索において、毎日15%は新しいキーワードが出てくると公表されています。 https://www.google.com/intl/ja/search/howsearchworks/mission/open-web/ そのなかには、新しいブランドであったり、 最新のニュースが含まれていると思われます。 たとえば、最近Twitterで「Wordle」という単語をよく見かけるかもしれません。 これは昨年10月にリリースされた単語当てゲームで、 12月にツイート機能が実装されて一気にユーザー数が増えました。 Googleトレンドで見てもわかるように、 「Wordle」という単語が検索されるようになったのは今年に入ってからです。 https://trends.google.co.jp/trends/explore?q=Wordle&geo=JP 昨年まではだれも「Wordle」を検索することはありませんでしたし、 その単語自体存在しなかったと思います。 このように、世の中に新たに生み出される何かと共に、 新しいキーワードが誕生します。 そのため、常にアンテナを張り巡らせ、 世の中の動きを瞬時に察知して記事を公開すれば、 その新しいキーワードでいち早く上位に入れるでしょう。 それを単純化したのが、いわゆるトレンドブログです。 今なら北京オリンピックに関する記事が大量に上がっています。 ただ、単純に「北京オリンピック」をタイトルに入れても、 「北京オリンピック」というキーワードで上位表示できるとはかぎりません。 実際に「北京オリンピック」で検索してみてください。 トップニュースやダイジェストとして、 メジャーなニュースサイトがトップに並んでいると思います。 そして、オリンピック公式サイトと、 NHKや日テレなどのサイトが並んでいるはずです。 そこに個人サイトは1つも出てきません。 なぜなら、「北京オリンピック」で検索する方に 個人の意見や感想といった情報は不要だからです。 また、個人がオリンピックに関する情報をまとめたところで、 企業が発する情報にかなうわけがありません。 つまり、個人ブログでは勝てない領域なのです。 では、ちょっと視点を変えて「平野歩夢 ヘアスタイル やり方」を 検索してみてください。 企業サイトではなく、個人ブログと思われるサイトが 出てくると思います。 「平野歩夢 イヤホン」でもそうですね。 おそらく「北京オリンピック」と「平野歩夢 イヤホン」では、 検索ボリュームに数百万の差があると思います。 でも、「北京オリンピック」で上位表示はまず不可能。 「平野歩夢 イヤホン」なら上位に入れる可能性あり。 となると、「平野歩夢 イヤホン」で記事を書きましょう、 ということになります。 実際には、関連記事がどれくらいあるか、 どのくらいの頻度でブログが更新されているか、 という他の要素も複雑にからんで検索順位が決定されます。 また、その記事にたどり着くキーワードも1つではありません。 平野歩夢さんの髪型について書いた記事には、 「平野歩夢 髪型」「平野歩夢 ドレッド」など、 様々なキーワードでアクセスがあると思います。 なので、どのキーワードをメインとして考えるか、 他のキーワードをどのように記事に盛り込むのか、 というあたりは考えなければなりません。 そもそもそのキーワードで検索する方の目的は何か、 というのが最も重要な部分です。 目的を達成できないページは、どんなにキーワードを入れても 検索上位に入れませんからね。 新しいキーワード≒トレンドの観点でお話しましたが、 #1 「北京オリンピック」から「平野歩夢 イヤホン」を見つけるには #2 「平野歩夢 イヤホン」で検索上位をとるために必要な情報量とは というあたりはさらに細かい解説が必要です。 こちらで詳細に解説していますので、ぜひご覧ください。 https://blogbeginners.club/the-keywords/ なお、個人ブログはトレンドを狙わないと勝てない、 という意味ではありません。 エバーグリーン(時代の変化に関わらず需要があるジャンル) でも勝てる領域はあります。 また、収益化手段がアフィリエイトなのかAdSenseなのかでも キーワード選定方法は変わってきます。 もしブログで稼ぎたいのであれば、 闇雲に記事を書くよりキーワードを考えたほうが打率は上がります。 しっかり勉強していきましょう!続きを読む

知らなきゃヤバい「キーワード」に関する誤解

blog

ブログのアクセス数を伸ばすにあたって、 重要になってくるのが「キーワード」です。 ・・・という話を飽きるほど聞いてきたと思いますが、 そのキーワードに関して正しく理解しているでしょうか? キーワード攻略ノウハウは、ネットでも書籍でもたくさん扱われています。 そのなかには古い情報もあれば、間違った情報もあります。 たとえば「キーワードプランナーで検索ボリューム100のKWを狙う」 みたいな感じです。 実際にそれで上手くいっているでしょうか? キーワードプランナーはGoogle広告のツールで、 広告出稿者のために用意されています。 キーワードを見つけるのに役立つこともありますが、 検索ボリュームの数値が絶対的に正しいわけではありません。 広告を出稿するさいの目安となっているだけで、 生のデータを加工整形した数値が反映されています。 つまり、検索ボリューム100でも、 毎月100回検索されているわけではなく、 またその数値が競合サイトの強さを表しているわけでもないのです。 また、キーワードツールをもとに記事を書くと、 「キーワードが散りばめられただけのそれっぽい記事」にしかなりません。 Googleが提示している高品質なページとは程遠いものになってしまいます。 https://developers.google.com/search/blog/2019/08/core-updates?hl=ja タイトルにキーワードを入れていればOK 見出しに複合キーワードを入れていればOK そんな単純な方法で検索上位に入れるならだれでも1位をとれますし、 検索順位は毎分激しく変動するでしょう。 あなたがこのメールを読んでいる間にも ライバルは記事をどんどん公開しているわけですし。 キーワード攻略は単純なように見えてとても難しいですよね。 ・正しい知識を吸収し ・記事に落とし込み ・かつ高品質に仕上げる これをクリアできて初めて検索上位に入れる条件の一部を満たせます。 実際に検索上位に入るにはさらに複数の要素が絡んできますが、 まずは正しいキーワード攻略法を自分のものにしましょう。続きを読む