1記事1キーワードの時代は終わり

「1記事1キーワード」というのはSEOでは長らく常識となっていましたが、
それはもう過去の話です。

半分間違いで半分正解、といったところでしょうか。

「1記事1コンセプト」と考えるのがよいと思います。

たとえば、ひとつの記事で「今日食べたご飯」と「モバイルバッテリー」の話を書く。

これで検索上位に入ることはできません。
「1記事1キーワード」にも「1記事1コンセプト」にもなっていないからです。

(リピーターが定期的に訪れる有名人ブログなら別ですが・・・)

もしモバイルバッテリーの紹介をしたいなら、
今日食べたご飯の話は不要です。

そんな情報を検索ユーザーは求めてないですからね。

逆の立場で考えてみてください。

「おすすめのモバイルバッテリーが知りたいな(ほしいな)」と思って検索して、
上位ページをクリックしたらどこのだれかも知らない人が食べたご飯の話が書いてある。

とりあえず、ずーっとスクロールしていくと
ようやくモバイルバッテリーの話が出てくる。

この状態だと、ご飯の話はノイズでしかないわけです。

ノイズが混じっている記事をGoogleが上位表示させることはないでしょう。

モバイルバッテリーについて詳細に書かれた記事はほかにもたくさんあるので、
そちらを上位表示させたほうが検索ユーザーのためになります。

では、以下の2記事を書くのはどうでしょうか。

・おすすめのモバイルバッテリー10選
・モバイルバッテリー人気ランキングBEST10

前者は「モバイルバッテリー おすすめ」
後者は「モバイルバッテリー ランキング」

キーワードが違うので問題なさそうに見えるかもしれませんが、
たぶん内容はほぼ同じになりますよね。

ランキング形式になっているかどうかの違いだけです。

しかし、どちらの記事も「複数の商品からおすすめなものを買いたい」という
検索ユーザーの意図を満たすものではないでしょうか。

10個の商品が並んでいて、
用途別に「おすすめはコレ!」と紹介されている形なら、
わざわざ記事を分ける必要はありません。

むしろ、似たような記事が2つあることで、
検索ユーザーはどちらを見ればよいかわからないと思います。

Googleも、どちらの記事を上位に出せばよいか迷うはずです。

「モバイルバッテリー おすすめ」も「モバイルバッテリー ランキング」も
検索上位ページはほぼ同じですし。

「1記事1キーワード」でいくなら記事を分けることになりますが、
「1記事1コンセプト」なら記事は1つとなります。

1記事で「おすすめ」でも「ランキング」でも上位を狙う、ということですね。

Googleの言語処理能力は着実に進歩しており、
キーワードの違いではなく、その背後にある検索意図の違いを見抜けるようになってきています。
https://www.google.com/intl/ja/search/howsearchworks/how-search-works/ranking-results/

まだまだ完璧ではないものの、AIの学習スピードはおそろしく速いですから、
すぐに人間に近い処理をしてくれるようになると思います。

Googleが進化しているなら、
それに合わせて情報提供する我々もアップデートしなければなりません。

最新の「正しいキーワード攻略法」は

「ブログのアクセス数が
全然増えません」

多くの人にブログを読んでもらうために。ブログを収益化するために。

そこで重要になってくるのは、検索サイトからの安定したアクセス数です。

そして、検索流入を伸ばすのに最も重要なのは「キーワード」です。

キーワード選定方法・活用方法は、それこそ検索すればいくらでも出てくるのですが、残念ながらそれを正しく理解して取り入れている方はほとんどいません。

なぜなら、選定方法を教えている人がそもそも間違った認識をしていたり、ネットで検索して出てきた古い情報を焼き直してノウハウを仕上げているからです。

そんな古くていい加減な情報を吸収しても、結果につながらないのは当たり前でしょう。

「キーワードは入れています」

キーワードをきちんと意識して記事を書いているのに… という方もいらっしゃいますが、実際に記事を拝見するとこんな状況です。

  • ただタイトルにキーワードを入れているだけ
  • meta description にキーワードを入れているだけ
  • 見出しにキーワードを入れているだけ
  • 本文にキーワードを散りばめているだけ

問題なさそうに見えますけど、これの一体どこが悪いのでしょうか。

答えは明白です。

キーワードを意識した文章のようなものを書いているだけだから。

たとえ一時的に検索上位に入れたとしても、度重なるアップデートで確実に検索順位を落とされていくのは間違いありません。

「検索上位サイトを参考にしています」

最近、どのノウハウでも共通しているのは「検索上位になっているページを参考にする」という手法です。

実際に上位に入っているページですから、参考にすべき点はたくさんあるでしょう。

でも、「参考にする」という言葉の意味をはき違え、単純に構成をマネしたり、キーワードをかぶせているだけで終わっている方も少なくありません。

下手すると、ちょっと言い回しを変えただけのリライト(=劣化コピー)だけで済ませようとしています。

昔と違い、複数の要素をもとに評価されているので、ただマネするだけで検索上位に入るのは不可能です。そんな単純なことで検索上位に入れるなら、毎分のように検索順位は激しく変動するでしょう。

あなたが一生懸命書いた記事も、だれかにパクられてあっという間に圏外に追い出されてしまうと思いませんか?

結局、どうすればよいのか

ほかにも、軸となるキーワードの見つけ方に苦労していたり、キーワードと密接に関連する検索意図について理解していなかったり、という問題が出てくると思います。

まとめてみましょう。

  • 古い情報や間違った情報を吸収している
  • ただキーワードを詰め込んだだけの記事を書いている
  • そもそもキーワードを狙うという意味を理解していない
  • 検索上位ページの劣化コピーになっている
  • 軸となるキーワード(シードキーワード)を見つけられない
  • 検索意図と聞いてもいまいちピンとこない
  • クエリタイプを無視している

これらの問題点をすべてクリアし、正しい知識を吸収し、キーワード攻略法をマスターするとどうなるでしょうか?

あなたのブログのアクセス数はこのように増大します。

Google AdSense などで少しでも収益が出ているなら、アクセス数に比例して収益も伸びます。

単価の高い広告を扱っているなら、数十倍になるかもしれません。

繰り返しになりますが、そのために必要なのは「正しいキーワード攻略法」です。

運営半年のメディアで…

特化ブログ運営:M 様

キーワードの調査方法と記事への落とし込み方を徹底的に教えてもらった結果、運営半年のブログは着実に数字を伸ばしています。

月間検索ボリュームが 10,000 近いと新規サイトでは検索上位に入れないと思っていましたが、複数の KW で 1 ページ目に入れるようにもなりました。

正直、キーワードがここまで重要だとは思っておらず、知らなければ今頃どうなっていたかと思うと恐ろしいです・・・

2021 年 7 月に立ち上げたブログのデータ(Ahrefs)
  • そもそもキーワードとは何なのか
  • キーワードツールに関する誤解
  • おすすめのキーワードツールと正しい使い方
  • シードキーワードの見つけ方
  • キーワードの見つけ方(アフィリエイト用)
  • キーワードの見つけ方(Google AdSense 用)
  • ロングテール攻略
  • 穴場を探し出す方法
  • 検索ボリュームと難易度
  • 記事化するかどうかの判定方法
  • キーワードをもとに記事を作成する方法
  • クエリタイプ別の攻略法

単に検索上位に入るためのキーワード選定ではなく、収益につなげる方法や競争率の低い穴場を探す方法まで徹底的に解説しています。

「ラッコキーワードで関連キーワードを拾い、キーワードプランナーで検索ボリュームを調査し、勝てそうなキーワードで記事を書く」という単純なものではありません

さらに数段階レベルを上げた内容となっており、初心者から中級者を対象とした永久保存版となっております。

※ すでにキーワードに関して正しく理解し、ブログ運営になんの悩みもない上級者には不要です

各ツールの使い方から記事執筆まで動画で詳細に解説していますので、最初は見本と同じ流れで作業を進めてください。

内容を把握し理解したあと、オリジナルの手法もからめていただければと思います。