タイトルにキーワードを入れても検索上位に入れない理由

検索流入を伸ばすカギは「キーワード」にあります。

ここで壁となるのは、以下の2つです。

#1 そのキーワードをどうやって見つけるか
#2 そのキーワードをどうやって使うか

キーワードの見つけ方は様々で、
いろいろ勉強されてきたと思います。

・キーワードツールを使う
・Yahoo! 知恵袋などで探る
・Search Consoleから洗い出す
・テレビ番組表から予測する
・雑誌や広告から推測する

Google検索において、毎日15%は新しいキーワードが出てくると公表されています。
https://www.google.com/intl/ja/search/howsearchworks/mission/open-web/

そのなかには、新しいブランドであったり、
最新のニュースが含まれていると思われます。

たとえば、最近Twitterで「Wordle」という単語をよく見かけるかもしれません。

これは昨年10月にリリースされた単語当てゲームで、
12月にツイート機能が実装されて一気にユーザー数が増えました。

Googleトレンドで見てもわかるように、
「Wordle」という単語が検索されるようになったのは今年に入ってからです。
https://trends.google.co.jp/trends/explore?q=Wordle&geo=JP

昨年まではだれも「Wordle」を検索することはありませんでしたし、
その単語自体存在しなかったと思います。

このように、世の中に新たに生み出される何かと共に、
新しいキーワードが誕生します。

そのため、常にアンテナを張り巡らせ、
世の中の動きを瞬時に察知して記事を公開すれば、
その新しいキーワードでいち早く上位に入れるでしょう。

それを単純化したのが、いわゆるトレンドブログです。

今なら北京オリンピックに関する記事が大量に上がっています。

ただ、単純に「北京オリンピック」をタイトルに入れても、
「北京オリンピック」というキーワードで上位表示できるとはかぎりません。

実際に「北京オリンピック」で検索してみてください。

トップニュースやダイジェストとして、
メジャーなニュースサイトがトップに並んでいると思います。

そして、オリンピック公式サイトと、
NHKや日テレなどのサイトが並んでいるはずです。

そこに個人サイトは1つも出てきません。

なぜなら、「北京オリンピック」で検索する方に
個人の意見や感想といった情報は不要だからです。

また、個人がオリンピックに関する情報をまとめたところで、
企業が発する情報にかなうわけがありません。

つまり、個人ブログでは勝てない領域なのです。

では、ちょっと視点を変えて「平野歩夢 ヘアスタイル やり方」を
検索してみてください。

企業サイトではなく、個人ブログと思われるサイトが
出てくると思います。

「平野歩夢 イヤホン」でもそうですね。

おそらく「北京オリンピック」と「平野歩夢 イヤホン」では、
検索ボリュームに数百万の差があると思います。

でも、「北京オリンピック」で上位表示はまず不可能。
「平野歩夢 イヤホン」なら上位に入れる可能性あり。

となると、「平野歩夢 イヤホン」で記事を書きましょう、
ということになります。

実際には、関連記事がどれくらいあるか、
どのくらいの頻度でブログが更新されているか、
という他の要素も複雑にからんで検索順位が決定されます。

また、その記事にたどり着くキーワードも1つではありません。

平野歩夢さんの髪型について書いた記事には、
「平野歩夢 髪型」「平野歩夢 ドレッド」など、
様々なキーワードでアクセスがあると思います。

なので、どのキーワードをメインとして考えるか、
他のキーワードをどのように記事に盛り込むのか、
というあたりは考えなければなりません。

そもそもそのキーワードで検索する方の目的は何か、
というのが最も重要な部分です。

目的を達成できないページは、どんなにキーワードを入れても
検索上位に入れませんからね。

新しいキーワード≒トレンドの観点でお話しましたが、

#1 「北京オリンピック」から「平野歩夢 イヤホン」を見つけるには
#2 「平野歩夢 イヤホン」で検索上位をとるために必要な情報量とは

というあたりはさらに細かい解説が必要です。

こちらで詳細に解説していますので、ぜひご覧ください。
https://blogbeginners.club/the-keywords/

なお、個人ブログはトレンドを狙わないと勝てない、
という意味ではありません。

エバーグリーン(時代の変化に関わらず需要があるジャンル)
でも勝てる領域はあります。

また、収益化手段がアフィリエイトなのかAdSenseなのかでも
キーワード選定方法は変わってきます。

もしブログで稼ぎたいのであれば、
闇雲に記事を書くよりキーワードを考えたほうが打率は上がります。

しっかり勉強していきましょう!